診療報酬債権ファクタリングの仕組みとは？【NTTファイナンス】

資金繰りに悩んでいる医療機関は、診療報酬債権ファクタリングを利用してみてはいかがでしょうか。
どのようなサービスかというと、国保や社保に請求する診療報酬債権をファクタリング会社に譲渡して、早期資金化できるものです。
このサービスを提供している会社も様々ありますが、その一つにNTTファイナンスがあります。
医療機関が持っている債権を買い取って、国保や社保から入金がある前にNTTファイナンスが企業に入金する仕組みです。
どれくらいのスピードで入金されるのかは、業者によって異なりますがNTTファイナンスの場合は60日ほどで完了します。
また、1度の入金ではなく2回に分けます。
1回目は請求額の7、8割を支払い、残りを2回目で支払いするのが一般的です。
診療報酬を回収するまでに、まとまったお金が必要な場合は利用してみてください。

ファクタリングの種類は3社間です。
2社間よりも手数料が安く、資金繰りを手数料で圧迫させることはありません。
国保や社保など売掛先の信頼を損ないたくないため、2社間を希望する企業が多い傾向にありますが、一部の業界では3社間の方が主流になっているケースがあります。
医療業界もその一部に含まれていると言えるでしょう。
また、この企業はドコモやビジネスソリューションズなどが株を余裕している大手グループです。
しっかりとした実績もあります。
そのため、初めて利用するという場合も安心して契約することができるのではないでしょうか。
信用調査などが行われますが、売掛先にも安心してもらえるはずです。
しかし、中にはファクタリングを認めない取引先もあるでしょう。
そのような場合は、別の方法で資金調達をしなければならなくなり、オフバランス効果を得るには、一定の条件をクリアしなければならない時もあるため注意してください。
また、公式サイトでも注意喚起がなされていますが、NTTと名乗る不審電話が報告されています。
突然、電話がかかってきて契約違反をしている、もうすぐ契約が切れるなどと不安を煽るようなことを言われるそうです。
悪徳業者に引っかからないように、しっかり調べてから利用するようにしてください。