ファクタリングで審査NGとなる主な理由2つとは

銀行の融資よりも審査が通りやすいファクタリングですが、審査不可になることもあります。
審査不可になる理由は主に2つです。
これからファクタリングで資金調達しようと考えている経営者は審査不可を回避するために、2つの理由を知っておきましょう。
1つ目の審査不可の理由は、証拠の欠損です。
証拠の欠損によってファクタリングの審査が通らない例がたくさんあります。
証拠は売却する売掛債権を証明するための資料です。
例えば、請求書や契約書、通帳などの入金履歴が証拠書類となります。
この書類があれば必ず審査が通るという基準はありませんが、証拠となる書類が必ず必要です。
建設業の場合、請求書や取引先の入金履歴がなくても工事に関する具体的な書類があれば審査が通ることもあります。
十分な証拠を準備しましょう。
書類提出を拒むと審査不可になる可能性があります。
また、証拠書類を偽造工作する人もいるようです。
架空の書類を作成し、入金履歴を偽装するケースがあります。
ファクタリング会社は提出された書類を信用しますが、偽装工作するケースがあるため慎重に審査を行います。

2つ目の審査不可の理由は、個人相手の債権です。
ファクタリング会社は個人相手の債権を買い取ることができません。
それは、個人が相手だと信頼性を判断することが難しいからです。
また、トラブルが発生した時に深追いできないことも理由として挙げられます。
アパート経営などの家賃、個人相手の不動産売買や商品販売が該当するため、注意してください。
不動産売買では土地売買や建物売買が該当し、商品販売では通販や中古車、貴金属が当てはまります。
ファクタリング会社によっては個人事業主の債権についても買取を拒否することもあります。
個人事業主相手の債権を売却したい場合は、ファクタリング会社を選ぶ際に確認が必要です。
このように、ファクタリングの審査が通らない理由が2つあります。
スムーズに審査を通過するためにも、知っておくことが大切です。