新しい資金調達のレンディング・ワンとは

決算書がなくても融資が受けられるという新しい資金調達方法があります。
それは、レンディング・ワンです。
レンディング・ワンの仕組みは、銀行口座の入出金情報を元にAIが借入条件を算出し、口座利用から相応しい融資条件を案内してくれます。
一般的に、銀行融資を受けるためには決算書3期分や試算表、受注明細などを準備して審査を受けなければなりません。
審査には1ヶ月ほどかかるでしょう。
資金繰りに苦労している経営者はすぐに現金化したいものですが、審査に時間がかかったり、必要な書類を準備する手間と時間がかかってしまったりするため、面倒に感じるものです。
また、いつ審査結果が出るかわからないという面でも不便です。
その不便を解決する資金調達方法がレンディング・ワンです。
レンディング・ワンは書類が不要であり、審査が通れば最短で当日に資金調達することができます。
さらに、毎月借入の条件をメールで送ってくれるため、いくら借りることができるのかがわかりやすいです。

レンディング・ワンは、担保も不要です。
そのため、起業したばかりの会社も利用しやすい資金調達方法だと言えるでしょう。
実際に、レンディング・ワンを利用する企業は起業したばかりの会社や小規模、零細企業などが多いです。
通常は、日本政策金融公庫などから資金調達をしますが、事業が拡大にするにつれて、希望融資額が増えていくため銀行融資の審査を受けます。
しかし、ハードルが高く、審査が通らないケースも少なくありません。
起業してから1〜3年間ほどであればレンディング・ワンが利用しやすいでしょう。
場合によってはレンディング・ワンが向いていない企業もあります。
大企業など決算書を何期分も準備できる会社は、通常の銀行融資を選んだ方が良いこともあるようです。
決算書や担保がないという企業はレンディング・ワンをおすすめします。
融資を受けたい経営者は新しい資金調達方法であるレンディング・ワンも検討してみてはいかがでしょうか。
他にもファクタリングなどの資金調達方法があるため、適切な方法を選択することが大切です。