中小企業の資金調達における中小企業倒産防止共済のメリットとは Column

中小企業倒産防止共済とは

取引先の売掛金を何かしらの理由で回収するのが困難になった場合、考えるべきは資金調達です。
中小企業の場合は特に外的要因で資金繰りに行き詰まることが多くなります。
自社が健全に経営していたとしても油断はできません。
中小企業が取引先の倒産によっての連鎖倒産しないための共済制度の中小企業倒産防止共済は、資金調達方法のひとつです。
中小企業倒産防止共済は取引先の倒産で債権が回収できない場合、無担保無保証人で8000万円まで無利子で融資が可能です。
融資の対象となる債権は売掛金と前渡金であり、貸付金や不動産賃貸料などは対象とはならないです。
中小企業倒産防止共済に加入するためには、1年以上継続して事業を行う必要があります。
1年以上掛金を納めている場合は解約手当金も支払われます。
また、法人であれば損金にできるとともに、個人事業主であれば必要経費に算入できるため、節税にもつながるのも大きいです。


中小企業倒産防止共済は慎重に検討すべき

無担保無保証人で納めた掛金の最大10倍の資金をすぐに借り入れることができる中小企業倒産防止共済は魅力的であるのは間違いありません。
ほかの資金調達方法の場合は実際に資金を手元に来るまでに時間がかかることも多いです。
一時的な運転資金を確保するにあたって考えるべき方法といえます。
取引先が倒産していなくとも返済期間は1年で利率は年0.9%で借り入れが可能です。
しかし、借入れは無利子であるものの、貸付時に10%利息を支払う必要があります。
また、40カ月未満の納付である場合、元本割れしてしまうという点も頭に入れておいた方がよいでしょう。
中小企業倒産防止共済は万が一の事態に備えて効果的です。
資金調達や節税において便利な制度であるものの、注意点もあることを覚えておかないといけません。
中小企業倒産防止共済に加入するかどうか考えているのなら、まずは専門家に相談した方が良いでしょう。

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